少し悲しいお話ですが、今年の5月に亡くなった愛犬との最後の思い出についてです。
その子はラブラドールのオスで13歳で亡くなりました。

これまで大きな病気などをする事もなく、ずっと健康でいてくれて、
今年に入ってすぐの頃も特に変わりなく元気でいてくれたのですが…
3月になった頃、突然嘔吐をするなどの症状が見られるようになり
病院で診察してもらうようになったんです。
診断結果としては肝臓などの数値が高いといったような結果が出て
最初は処方された薬を飲み、回復する様子も見られたりしていました。
ですが、回復してもまたすぐに体調を崩し…といったような事を段々と繰り返すようになり
そのうちもう元気な様子は見られなくなり、ずっと体調の悪い状態になってしまったんです。
そして症状はどんどんひどくなる一方で…薬を飲んでも一時しのぎにしかならず
たまに痛みを訴えるような様子まで見せるようになっていき、
5月に入った頃にはついに病院からも
「年齢も年齢ですし覚悟をしておいた方がいいかもしれない」
という風に言われるようになってしまいました。
いつかこういう時が来るのは覚悟していたけれど
ついに来てしまったのか…と私は毎日号泣し
悲しみに暮れるようになりました。
ただそんな中、1日だけ奇跡的に愛犬が
元気な様子を見せてくれた時があったのです。
それは亡くなる数日前の事でした。
毎日辛そうにぐったり寝ていた愛犬がその日は何故か
以前のように普通に起き上がって元気な様子で動くようになり
そしてとても可愛らしい笑顔を私に見せてくれたのです。
明確な理由は分かりませんでした。
その日たまたま調子が良かったのかもしれませんし
痛み止めの薬が効いていたのかもしれません。
とにかく起き上がって私のそばをウロウロして
キラキラとした笑顔を私に向けてくれたのです。
私は本当に嬉しくて涙が出てしまいました。
さすがに回復したとまでは思いませんでしたが、
1日でも愛犬がまたそんな元気な姿を見せてくれて
今日は調子が良いんだ。痛みが和らいでいるのかな。
と思い、それだけでも本当に嬉しかったからです。
ただ…この翌日から愛犬は一気に
症状がひどくなっていったんです。そして
数日後突然体調が悪化し、とうとう亡くなってしまったのです。
本当にあっという間のお別れになってしまいました。
今思うと、最後に
笑顔を見せてくれたあの1日は
もしかしたら愛犬がもう長くない事を悟り
頑張ってもう1度だけ元気に振る舞ってくれた。
そういう事だったのかもしれません。
必死に、ありがとうを伝えていたのかもしれません。
とにかくあの最後の1日、最後の笑顔が印象的で
私の中では亡くなった日以上に
その1日の事がとても思い出深く
心に残ることとなりました。
愛犬がどんな様子だったか、今でも
ハッキリと光景が思い出せるほどです。
あの日は愛犬の様子が嬉しくて
その最後の笑顔もきちんとスマホで撮影しました。
その写真も大切に保存し、今も
寂しくなった時などたまに見つめたりしています。
この先も愛犬の事を思い出す時はきっと
その最後の笑顔を見せてくれた1日を
思い出すのではないかと思います。
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